昨年(2011夏)に上半を単独で縦走。
下半もと思って行っただけに少し心残りでした。
今年スッキリできるとは、一緒に行ったお二人には感謝です。
ルーファイはそれほど難しくはありませんでしたが
生活道具一式背負ってなので、なかなか手応えありました。
GWに下上、通しで行ってみたいですね。
V・VIのコルに懸垂。
前日(8/16)のアプローチは黒四ダムから内蔵助平、ハシゴ谷乗越を経て真砂沢。
歩きのトレ不足に加えて暑くてオーバーヒート気味。
3日目にチンネに行くので、池の谷乗越でBP予定。
不要な荷物はデポする。
長次郎谷は安定していて
アイゼンの調子も悪くなく、I,II峰ルンゼ取付きへ到着。
雪渓からの乗り移りが危険とのことでしたが
1箇所安定していて問題なく八ツ峰側へ。
アイゼンを外してI・IIのコルへ向けてまずはスラビーなクライム。
1時間弱で到着するようですが、とてもじゃないけど無理でした。
所々濡れているスラブを登り、ビショビショの草付きを登り、
靴はビショビショ。。
やっとコルへ着。
ここまでが核心といってもいいのかも。
その先は稜線漫歩。
ギャップは荷物があるので懸垂、そして登り返し。
その繰り返し。
なかなか時間がかかります。
VI峰を登攀しているパーティーのコールが聞こえてきます。
でもまだアップダウン。
やっとV峰、例のピナクルが待っててくれてます。
ピナクルには積雪期のものでしょうか、かかなり上部にスリングが
岩角に掛けられていたりする。
計3回の懸垂でV・VIのコル着。
ここで14時を過ぎていたので上半は中止して
熊の岩へ幕を張ることに決定、先客が数張いましたが
まずまずのところへ設営。
熊の岩はお初でして、ロケーション最高でした。
水も豊富でVI峰の岩が目前。
まだ登っている人のコールが聞こえてきます。
我々は濡れたものを乾かして雪で冷やしたビールで乾杯。
早寝して、3日目のチンネに備えたのであります。