ホラの貝ゴルジュ

山岳会の集会ででた沢ウェアのお試し企画。
ファイントラック社のフラッドラッシュ、この時期の泳ぎはどーなんでしょう。
天気は曇り時々雨の予報、降水確率は高い。
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鶏冠谷先の最初の滝。
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ホラの貝ゴルジュ入口


集合は8時西沢渓谷に集合。
Hさんは秩父から、私は中央高速から入る。
西沢渓谷の手前の道の駅に7時に到着、
しばらくしたらHさんのパジェロも到着。
朝飯などして西沢渓谷の駐車場へ移動し沢支度。
私はフラッドラッシュスキンの上下を下に着て、
フラッドラッシュを上下着用。
Hさんはフラッドラッシュ上下にベストのウェット。
小雨が降っているからか、沢へ行くパーティーは皆無。
ハイカーはぽつぽついらっしゃいます。
さすが百名山登山口だから?(甲武信岳)。
西沢渓谷のハイキングコースを経て東沢方面へ
ホラの貝ゴルジュまで下部から遡行します。
鶏冠谷出合を右に見てまずは下部の始まりです。
釣りをしているおじさんは、元朝霧山岳会だったとのこと。
いきなり登れない滝、左壁にある残置スリングから
ヘツリ気味に登ろうとトライしましたが×でした。
カムがあったら行けたかな、左岸の巻き道を使い滝上へ。
以後は腰、腹くらいの淵や小滝を進んだりへつったりして遡行を楽しむ。
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ホラの貝沢を右に見てゴルジュ入口に到着。
吐く息が白い。。
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入口を覗き込むと今日は天気が悪いので洞窟のような印象。
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気合を入れて私がザックを背負ったまま泳ぐも、水流に負けて戻る、
一瞬で身体の筋肉が硬直してしまった。。
身体の震えが止まらない。。
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すかさず、Hさんがロープを着けて空身で泳ぐも戻ってくる。
ブルブル震える大人2名。。
やはりちゃんとオブザベしないとダメ。
つい冷たいので近道を選択してしまい流れに負けてしまいました。
そして良くラインを読んで、
私の2泳目(空身&ロープ)、Hさんのウェットベストを借りてなんとか無事突破。
ザックを渡してもらいベストを送り返す。
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以後、泳ぎのパートはこの戦法で突破した。
そして、アブミトラバースです。
トップは私で、残置がありますが
ところどころ信用できそうにないのがあったので
バックアップでハーケン打ちながらトラバース、アブミのかけかえは特に難しくない。
落ち口へ降りるところがちょっとすべりやすい。
落ち口の右岸に支点あり、ビレイ解除。
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アブミトラバース、この時間帯は夕暮れみたいに暗くなって寒かった。
Hさんが上り始めて3本目か4本目の残置ハーケンが抜け
一瞬ヒヤッとしましたがその後は問題なく落ち口へ到着。
さて、また泳ぎです。。
1回目は壁に手が届かず水流に押し戻されてしまいました。。
2回目には沈んでいる倒木に乗っかって距離を稼いで
水流の弱点を見極めて一度流れのないところへ突っ込みました。
悪い体勢で壁にへばりつき先の進み方を考えていたら寒くなってきたので
一気に正面突破、おっとあっさり通過できるじゃないですか。
Hさんをぐいぐい引っ張って合流。
この段階で非常に身体が冷えてしまい
おにぎりが噛めないんです。
奥歯をかみ締めた状態が解除できなくて
飲み込むのも大変でした。
次は釜を持った滝を左岸の壁に放物線を描いたクラックがあり
残置を使用して滝を巻いた。
そして、どうもここがエスケープルートらしく
協議の結果というかもうホントに泳ぎたくなかったんです、
登山道へあがることにしました。
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ロープを着けて1ピッチあがり、
その後は顕著な踏み跡をだどり数分で登山道へ。
帰りはあっという間にホラの貝ゴルジュ入口までもどり
上から覗き込んだりしながら登山道とハイキングコースを辿って駐車場着。
道の駅でラーメン食べて、解散。
私はまだ寒気がしたので笛吹の湯で充分にあったまって、
塩山の駅前でワインを2本買って中央高速へ入り帰京。

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