三峰川岳沢ソーメン流し

1日かかるアプローチ、そしてアイスクライミング。
詰めは3000Mの稜線へ突き上げ、下山もたっぷり。
天候にも恵まれ充実した正月山行でした!
三峰川岳沢ソーメン流し
稜線でてから強風で軽度の顔面凍傷と、帰ってきてからも足の指が痺れている。
もうちょっとその辺りに気を配る必要があったと反省。
F8の2P目はメタメタだったけど体力・登攀力はまずまずだったかなと。
いやー荷物の軽量化は悩んだ。
結論としてはもうちょい軽くできた?
お金かければもっと?う~ん。


2008/12/29  集合
東京と八王子と分かれて集合し藤野PAで合流、のはずが。。
靴をお忘れになられた方がいらっしゃいまして八王子組は日高へ一旦戻り
合流は談合坂SAとなりました。
その後は順調に車を走らせ「道の駅南アルプスむら長谷」へ到着、明るくなるまで仮眠。
2008/12/30 アプローチ
下山後の荷物を別働隊(戸台⇔北沢峠⇔仙丈ヶ岳)のSさんに預けて三峰川の林道へ。
国道152号から長谷杉島方面へ左折(県道212)、道なりに三峰側の右岸に伸びる林道を進む。徐々に道が悪くなってきて川がだいぶ下の方に見えるようになり、また近くになってきてしばらくすると、小さい橋がありそこで通行止め(塩沢出合)。
車2台有り先行がいることを認識する。
まだ軽量化に悩んでいた私は、インナーシュラフを置いていくことにして
その代わり羽毛服を持つ。
身支度を終えてアプローチ開始。
林道を進むと一つ目の橋で丸山谷へ入る道があり、しばらくすると発電所着。
ここは北沢と南沢の二俣で南沢に進路をとる。
まだ林道は続き幾つか堰堤を越えると林道は終了、数分で南沢の二俣へ到着。
左俣の右岸の尾根を100メートルほど登る、最初の50Mくらいは急登で傾斜が多少緩くなる頃、沢とは反対側の斜面に進む踏跡が分かる、やがて大きい岩にぶつかり左から捲くとトラバースの踏み後に続く、南面で陽だまりの中を歩く、とても雰囲気が良い。次第に沢が近くになると林の中に建造物が見えてくる。営林小屋跡に着、この辺りも日当たり良好でポカポカ。
小屋の脇を通り歩きやすいところを選んで谷を進むと奥の二俣、
インゼルっぽいところを右寄りに進むといつのまにか沢に降り
次第に傾斜が急に、正面に15M程度の傾斜の緩い氷曝が出現。
これを左から大きめに捲く。ルンゼっぽいところから右手の急な尾根に乗る、途中赤布も見えるが登りやすい所を選んで行く、凍っているところがあったり意外と悪く感じた。
捲き終わって沢に戻った所はガレていて歩きにくい。
上の方に乗越しが目に入る。ガレから右の樹林帯へ移るが、微妙に凍って雪がのっかっている。斜面をジグザグしながら頑張って登ると赤布がチラッと見え鞍部に到着。以後は下りきるまで赤布が明瞭、雪がたっぷりついた斜面を降りていく。
三峰川に降りてしばらく歩くと岳沢出合。
F1まで進むかどうか相談。というところで風が吹き始め、
出合い付近で風があたらない幕営適地があるので本日の行動はここまでとなる。
水はバッチリとれ水作りをしなくて済んだ。
少ないアルコールで疲れをとる、無事アプローチが終わった。
8:45塩沢出合 ⇒ 9:20北沢と南沢の二俣(発電所) ⇒ 10:25南沢の二俣 ⇒ 11:10営林小屋跡 ⇒ 12:55奥の二俣の滝下 ⇒ 14:10鞍部 ⇒ 14:50岳沢出合
三峰川岳沢ソーメン流し
塩沢出合(ゲート有り)
三峰川岳沢ソーメン流し
南沢の二俣、ここから尾根を登って営林小屋跡へ
三峰川岳沢ソーメン流し
ポカポカ、営林小屋跡近辺。
三峰川岳沢ソーメン流し
奥の二俣の先にある凍った滝(高捲き)
三峰川岳沢ソーメン流し
岳沢出合
2008/12/31 大晦日 登攀初日
明るくなって行動開始、岳沢を遡行。
岩の上にうっすらのった雪、雪が足元の氷を隠していたりしますが
歩きにくいということはなく50分ほどでF1、
アイスの仕度をしてYさん取り付く、2番手私でしたが
落ち口付近がなんだか薄氷で穴ぼこが開いていて気持ち悪いので
Yさんにロープを出してもらう。
F2までは歩く。F2、F3は難なく越え、F4到着。
なかなかのスケール、傾斜強い、バーチカルかな。
ここで初めて先行パーティと出会う、トップが半分以上登っている。
Hさんが右から捲ける事を確認し、F4は捲くことにした。
右のルンゼを傾斜が強くなったところでアンザイレンするがビレイ点が無い。
Hさんの絶対止める宣言でお気楽に平石トップでトラバース開始
潅木等で支点を取り先行のセカンドが登りきりビレイ点が空くのを待つ。
今回はロープ3本、トップがダブルで登り、セカンド・サードが時間差で登る。
サードはもう一本のロープを付けて最後尾を確保する、その間にトップはまた登りだす。
ビレイ点からは見えないが、ちょっと登るとF5が見える。
F5までは緩い氷を登りあとは雪面。
F5を登る先行パーティの落氷がバンバン落ちてくるのでちょっと時間を置いて登った。
F5のビレイ点はスクリューで構築、足元は安定している。
情けないことに疲れが出てきてしまっていたため、ここでHさんとトップ交代。
荷物を置いてHさん力強い登りでF5を登る。
しばらくしてビレイ解除。セカンド私、ザックを背負ってのバーチカルっぽい傾斜はやっぱり厳しい。。息が切れる、到着後何度か深呼吸して荷物の引上げ準備。
ルベルソで流れ止めを構築して荷揚げ開始、途中で引っかかってしまうのでサードのOさんにフォローしてもらいながら荷揚げを完了した。
F6・F7はロープを着けたまま登る。
F6とF7の間はちょっと歩き、F7を越えたところで「ソーメン流し」とご対面。
ちょうどHさんがビレイしているところが後ほど本日の宿となるBPポイントでした。
ちょうど先行パーティのセカンドが登っているところ。
2P目の抜けきる前にHさんが1P目を登り始める。時折、2Pからの落氷がある。
そして途中でロープが絡まってしまいHさん限界を超えてしまいました、すみません。
1P目登りきった所でYさんの「16時」のコール。
上にいるHさんと相談の上、ロープをトップロープ状態にして降りてもらう、
そしてソーメン流しの直下での年越しとなる。
BPポイントからは伊那の街の灯りが見え、振り返ると凍てついたソーメン流し、見上げれば満天の星空といったロケーション。
水は近くの氷が取れるので効率的に作れガスの節約?になった。
ラジオからは紅白歌合戦、崖の上のポニョが流れている
こうして2008年が暮れてゆくのでした。
この日の夜は皆、あんまり寝れないようでした。
6:50岳沢出合 ⇒ 7:30 F1下 ⇒ 9:00 F4下 ⇒ 11:35 F5下 ⇒ 15:00ソーメン流し下
⇒ 16:00 F8上
三峰川岳沢ソーメン流し
F1、途中でロープ使った。
三峰川岳沢ソーメン流し
F4、右から捲く。
三峰川岳沢ソーメン流し
F5、疲れてきた。
三峰川岳沢ソーメン流し
ソーメン流しF8、写真を撮っているところからもう少し降りたところに幕営適地。
2008/01/01 元日 登攀2日目
明けて2009年、F8の1Pまでトップロープ状態、私がトップ
ビレイ点に集まれないので氷の部分にもう一つ支点を工作。
疲労感があるまま2Pに進む1Pより傾斜はある、ザックは背負わないから
容易と思っていたのですが結果はメタメタでした、
時間をかけて登りきりHさんセカンドで荷揚げしてもらう。
すぐF9、ノーロープで越えこれでメインは抜けた。
後は雪に埋もれたF10、F11である小滝などを越えていく
最後の二俣で左の広めのルンゼをぐいぐい登る。
稜線が近くなってくるとだんだん傾斜が強くなり風が強くなってきた。
そして稜線、ここで完登の握手。
既に時間は14時をまわっているので、一息ついて下山開始。
といってもまず大仙丈岳まで登り、仙丈岳・小仙丈岳と稜線歩き、
強風が吹き体感温度は低い、ときより耐風姿勢も必要でした。
樹林帯に入るとやっと風も柔らかくなり大滝の頭でライトを点けて北沢峠に到着したのが19時でした。協議の上、適当なところに幕を張ることに決定。
気がつけば13時間行動でした。
7:30F8下 ⇒ 11:30F9下 ⇒ 14:00稜線 ⇒ 14:30大仙丈岳 ⇒ 15:20仙丈岳 ⇒ 16:25小仙丈岳 ⇒ 17:00大滝の頭 ⇒ 19:00北沢峠
三峰川岳沢ソーメン流し
F8の2P目メタメタだった。
三峰川岳沢ソーメン流し
F9
三峰川岳沢ソーメン流し
まだまだ続く。
三峰川岳沢ソーメン流し
もうちょっと。
三峰川岳沢ソーメン流し
大仙丈岳
三峰川岳沢ソーメン流し
謹賀新年、仙丈岳より~。
三峰川岳沢ソーメン流し
小仙丈岳、12年前はここまでだった。。
三峰川岳沢ソーメン流し
甲斐駒、摩利支天。
三峰川岳沢ソーメン流し
大滝の頭でライト点灯、北沢峠~。
2009/01/02 下山、帰京
ちょっと遅めの起床で、下山再開。
長い河原歩きで戸台に到着は12:30。
八丁坂は凍っていませんでした、
結果的に北沢峠⇔戸台はアイゼンレスでOK。(今回はという意味ですので。。)
ジムニーでパジェロを回収しに行き
(途中国道を行き過ぎて「ゼロ磁場」分杭峠まで行ってしまった。。)
仙流荘で一風呂浴び、中央道の渋滞に巻きこまれながら帰京。
8:30 北沢峠 ⇒ 9:35八丁坂下 ⇒ 12:30戸台

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