灼熱の一の倉

久しぶりの一の倉沢での岩登りです(8年ぶり)。
前夜に一の倉出合いの駐車場で仮眠、
朝からすこぶる天気が良く、暑くなる予感
テールリッジまでは雪渓が続いているので楽でした。
しかし、テールリッジ末端は岩が崩壊していて危険な状態。。
中央稜の取り付きを過ぎ、烏帽子奥壁方面へほどなく中央カンテ取り付きです、
久々の本ちゃんでかなり緊張。といっても私はフォローです。
3ピッチ目にルートを間違えてしまい、戻ってやり直すのも面倒なので降りることに、
懸垂で降りたところから5Mほどクライムダウンになるのですが、降りれなかった。。情けない。。
支点をなんとか発見して降りました。
その後、烏帽子南稜がガラガラなので2ピッチまで登り降りました。
とにかく暑くて意識朦朧。。
出合いに戻りビールを沢で冷やし小一時間してから飲んだんですが
どんどんしみこんでいく感じでいくらでも飲めそうでした。
冷えてきたのでテントの中で食事をしたのですが
途中から疲れてほぼ雑魚寝状態で1時間以上眠ってしまいました。。
ちゃんと寝たのは22時くらいだった気がします。
2日目 衝立岩中央稜
今朝も天気が良いですねぇ、湿気があって身体にこたえます。。
昨日登れたテールリッジも途中で1回お助けを出してもらう体たらく。。
中央稜取り付きではもうくたくた&気持ちが悪い、吐きそう。風もないし。。
ゆっくり準備して1パーティ先行していただいて登攀開始。
やっぱり暑くて意識が。。気合をいれてビレイ、ほんのちょっとの日陰が天国のようでした。
衝立のOVER TIMEを登るパーティがでかい落石を落としていましたねぇ、
アブミにのった時一緒にはがれちゃったみたいです。
私の岩登りは必死でした。。力が抜けていく~。
しかし高度感もそれなりに楽しめました、気合で登り衝立の頭に到着。
十分に休憩後、後続のパーティが知り合いでしたので一緒に北稜を下降、
衝立前沢下部の懸垂後に雪渓が立ちはだかります、まだしっかりしているので雪渓にのって通過。
結局2日目は12時間行動でした。

一の倉沢

テールリッジ末端、雪渓上を進みます。

衝立岩中央稜の途中。

コップ状岩壁(下降途中、コップスラブより)

衝立前沢の下降
1日目のビールが今年最高のビールでした!

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